久しぶりの仕事に出かけた。風邪を拗らせて、喘息様の咳がでるようになってしまい、元々の希望休とる合わせたら4日振りの仕事だった。
仕事はなんとか穏やかに過ごせたけれど、問題なのは酷くなってきている離人感。
自分がわからない、心と体が不一致すぎて、誰か違う人格と欲望が自分の行動の主導権を握っている感じ。なんでこんなことしてるの?がずっと続いている。
仕事が終わって、自分らしくない服が着たくなってちかくの服屋にいった。
ファストファッションが並んでいる中で普段なら絶対着ない服をカゴにいれる。意味がよくわからない。急に、いつもと違う化粧をして出かけたくなってしまってしまった。だからなんやねんっておもうけど、そういう衝動が止まらない。変身願望なのか、逃避なのか。そこに喜怒哀楽や現実感はなくて、体が砕け散りそうになる。
にこにこ笑うたびに、からっからって空洞から音が聞こえる気がしていた。何をしていても、そんな感じの1日だった。
井戸のイメージが湧いたりもした。
てくてく歩いて行って中を覗くけれど、水は枯れてしまっていて、遠くから風の音だけ聞こえているみたいな。
それをずっとわたしは見ていて、「なんにもないな」って感じてる、ただそれだけ。
いつからこうなっちゃったのかなっておもうけど、昔からこんな感じだったな、なんて思ったりもした。
みんな平然と生きているとしたら、みんながみんな壊れもせずに、はみ出さずに生きているとしたら
って考えてぞっとしてしまう。
出さないでいる壊れた部分を、少しずつ吐き出せる何かがあればいい、と思う。
それは、世間から後ろ指さされるものかもしれなくて、でもその人はそういうものがないと生きていけなくて、なんだかそんなことを考えていてまともってなんなん?ってなる。
だけど、義務がくる。
時間に追われる。
役割がある。
こんなことを書きながら、晩御飯のメニューを考えているのだから、混沌もいいところだ。