20240523雑感

 朝7時まで子供達と二度寝してしまった。完全に怠けている。45分に小学一年生になった長男を送り出さないといけないため食パンを焼こうとすると、「パンケーキ、やいて。」となぜか睨まれたので、すごすごパンケーキを焼いた。遅れて次男が起き出してきて、お皿を用意してみるも、「ばぶー」と赤ちゃん返りしてくるので、「はいはい、たべさせるばぶねぇ、かわいいねぇ」などとおだてかわいがりなんとか食べさせた。その光景を長男が見ていて、「なんでばぶなん?普通に甘えればええやん。」と呆れており、「はぁ、俺の人生、どうなってくんや」とか言ってくるので吹き出してしまった。なんかかわいいので、「はぐする?バブする?おいでー」なんて言ってたら、本気で呆れられて、そそくさと登校していった。

 

長男を送り出し次男を幼稚園に送り届けたあと、

今日は仕事が休みだったので近くのパン屋に出かけた。子供たちが食べそうにないハード系のパンを買い、スタバのドライブスルーでコーヒーを買ってかえった。たまには贅沢とおもうけど、最近確実に財布の紐が緩んでいる。

 

 帰宅してスマホを見ると懐かしい人から連絡があり、少し話した。誰かの正直な言葉は心を打つ。ふわりと心があたたかくなる。だけど、それを受けながら何かをリアクションや言葉を返したい時、わたしの正直はどこにあるのかわからず、いつもへらへらしてしまう。わたしはそういうわたしが好きになれない。

 

 

夕方は、いろんなことを思い出してしまった。

 

17歳の時に好きだった男の子のこと(会わずに終わったイカれた恋だった、会わないのに30代に至るまでいろんなところですれ違っていた)。生まれ育った海の景色。各駅停車しか止まらない無人駅。夏休みの布団の湿り気。

 

 別の人と話していたのに、なぜそういうことを思い出したのかわからない。

たまにふと思い出す人たちがいて、恋しくなってしまうのをやめられない。みんなそういうものなのか、私の性分なのか。過ぎ去った季節のことをよく思い出す。夏が近づいているからなのかもしれない。

 

 感情的になりすぎるのはよくないと、今日は音楽を聴きながら家事をした。最近本を読めなかったけれど、少し読めそうな気がしてきている。

それはもしかしたら、紛らわし、でしかないのかもしれないけれど。寂しさをうまく飼い慣らしていきたい。